宇宙ができて136億年、地球ができて46億円、生命が誕生して39億年が経ちます。
私達人間の命も野に咲く草花も元を辿れば、39億年前の生命誕生に辿り着きます。つまり、地球に生きるものは皆、兄弟になります。つい200年前までの人間は、自然の中の一員として自然の生態系の中に組み込まれた生活をしておりました。命の源となる水や食料は全て自然の中から得ておりました。
自然と書いて「じねん」と読むのは、自然を畏れ、敬い、大切にする心です。つまり、自然との共生であります。
人類は、産業革命以来、石炭、石油などの化石燃料を用い、豊かな生活を享受することができるようになりました。
その結果、自然の一員として暮らすことを忘れ、自然をコントロールできると錯覚し、今の地球温暖化をもたらしてしまいました。もはや日本の気候はモンスーン気候ではなく、亜熱帯気候に近づいていると、私は感じております。
日本の河川の堤防は、夕立には対応できますが、スコールには対応することが難しい状況にあります。このままですと、せっかく先人が整備した社会インフラが役に立たなくなってしまいます。
今の地球は、今に生きる私達だけのものではありません。未来に生きる子供や孫達のためにも、今生きる者として自然と共に暮せる知恵を出さねばならないと思います。
私達人間は、自然の一員であることを自覚しなければならないと思います。
私は、引き続き国会議員として循環型社会構築に向けて精一杯努力してまいります。
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